こんにちわ!~こなブロ~です。
継続したインフレ。
値上げのニュースばかりで
「生活大丈夫かな・・」
「給料上げて欲しいな・・」
給料が上がらない不満を周りに言っている方も多いのではないでしょうか?
本日は皆さんが不満に思っておられる給料が上がらない本当の理由。
今後どうすれば給料を上げていけるか?
このテーマで書いていこうと思います。
結論から言います。
日本人の平均給与額はマスコミ、メディアの情報操作です。
平均での数字は意味を為さない。
平均と自分の比較は自分の成長、幸福の観点からも良いことではない。
あなたの給料が上がらないのはあなたの大切な生活を守るための会社の思いやり。
会社に感謝し、会社、上司が気づけていない課題に取り組むことである程度給料は上げられる。
本日の結論は以上の通りです。
では解説していきます。
マスコミ・メディアの情報操作
皆さんもお気づきだとは思いますが、マスコミ・メディアは基本ネガティブな情報発信をします。
ネガティブな見出し、情報の方が数字が取れるからです。
YouTubeやブログをやっている人なら理解できると思います。
ネガティブな発信の方が確実に数字が取れる。
日本人の給料が上がらない。世界でも貧乏な国。日本はオワコン。このようなネガティブな情報の方が数字が取れるから発信するのです。
実際のデータを見てみましょう。
世界の平均給与額ランキング
1位:アメリカ 822万円
2位:ルクセンブルグ 810万円
3位:アイスランド 793万円
4位:スイス 759万円
5位:デンマーク 675万円
24位:日本 437万円
※OECD平均賃金:参考サイト
今やアメリカの半分くらいしか給料が無くて世界でも転落し続ける日本。
このようなイメージを持たれると思いますが、誤解です。理由として
①世界の平均給与額には失業者はカウントされていません。
②日本は高齢者の非正規の方の給与額が平均値に含まれています。
失業率と高齢者の非正規雇用・・
失業率の世界ランキングを見てみると
世界の失業率ランキング
1位:南アフリカ 34.4%
2位:スーダン 28.3%
3位:パレスチナ 26.4%
71位:アメリカ 5.4%
103位:日本 2.8%
※IMF-World Economic Outlook Database 2022年10月度データ参照
失業者が平均値にカウントされていない。
失業率は治安や住みやすさ、格差社会、幸福度などに影響する極めて重要な数字です。
日本は失業率2.8%と給料が高い上位国と比較しても失業率は約半分なのです。
例えば、失業率が15%の国の平均給料が700万円。
失業率2.8%の日本が437万円。
単純に平均の給料が高い国が勝ちでしょうか?
人口にもよりますが、失業=給料0です。
失業者が増えれば治安も悪くなる。
格差が広がり、住みにくい国になる。
単純に平均の給料が低いから日本は貧しいという考えは短絡的です。
この事からも世界の平均給料は正しい数字では無いのです。
加えて非正規労働の方の給与も平均給料に入ります。
日本では60歳以上の定年後の非正規雇用が増加しており、当然給料の額は低い水準です。
この60歳以上の非正規の給料は日本の平均給料にカウントされているのです。
いかにマスコミ・メディアが観てもらうためにネガティブに作り上げた数字なのかご理解頂けたでしょうか。
給料を上げないのはあなたの為
次に会社が給料を上げない理由について解説します。
結論
「あなたを守る為」
これが理由です。
日本では有期雇用を除けば、犯罪を犯す、経歴を詐称する、経営難にならない限り、基本解雇されません。
あなたの生活を安定した形で守る一番の手段が一定の給与を支払い続けることです。
会社はこれを実現する為に給料を上げず、一定の収入を永続的に提供しているのです。
感謝すべきこと。考えもしなかった・・
しかしながら、会社はだいぶ儲かっているはず。
なのに給料が上がらないのはおかしい!と言われる方もおられると思います。
これについて2点で解説します。
①働く人の安定とモチベーションの維持
業績次第で給料を上げたり、下げたりすることはできます。
業績が良い月は70万貰える、悪い月は10万円しか貰えない。
これで安定した生活と働くモチベーションが維持できるでしょうか?
ボーナスも同様で、人間は給料が上がった喜びより、下がった時の不満の方が大きいと※プロスペクト理論からも実証されています。
※プロスペクト理論 1979年米カーネマン氏が発表した論文
働く人の心理を考え
会社は「あなたを守る」ことを考え一番良い給与体系にしているのです。
②内部留保の重要性
会社が得た当期純利益は「内部留保」という形で会社にプールされていきます。
被雇用者からすれば、会社がお金をがめていると思われるかもしれません。
内部留保は会社の存続に非常に重要な行為です。
過去のバブル崩壊からの氷河期の到来、リーマンショック、コロナショックとも内部留保額が高い会社ほど存続が可能であったことは周知の事実です。
また時代の変化対応へは投資が必ず必要です。
こういった観点からも「内部留保」は将来の苦難を乗り切り、「あなたを守る為」必要なことなのです。
給料を上げる2つの方法
とは言っても給料を上げたいと思うのは当然の願望です。
給料の上げ方には2パターンあると言われています。
①大金持ちになるコース
②それなり裕福コース
①大金持ちになるには答えは1つです。
会社の保護から抜け出すこと。
先述では会社はあなたを守ってくれていると言いましたが、大金持ちになるにはこれから脱しないといけません。会社の保護から脱し、自らで考え行動する。
自ら考え行動するというのは起業やビジネスオーナーになるということです。
②それなり裕福コース
大半の人はここを目指したいのではないでしょうか?
これも答えは1つです。
会社や上司が気づけていない課題に率先して取り組む。これです。
自ら考え、創造的な仕事をして成果を上げる。
会社も上司もこういった仕事の仕方は評価してくれます。
この考えで仕事に向き合えば、自然と昇給していきます。
余談ですが、最近は副業を考える人が増えています。しかしながら
副業をしながら、本業を100%の力でやるのは至難の業です。
本業での成果を落とさないことを最優先に考えることをお勧めします。
多くの方が本業における会社や上司の気づけていない課題に踏み込まず、副業をしています。
これでは給料は増えません。ご注意下さい。
まとめ
正しい数字の見方を学ぼう。
平均で考える愚かさを知ろう。
あなたはクラスの平均点を上げる為に勉強しますか?
自分の為に勉強すると思います。
周りと比較して生きて行くのは幸福とは言えません。
ネガティブな情報に振り回されず、自分の本質で行動する。
給料に不満があれば会社・上司の気づけていない課題に積極的に取り組もう。
日本は治安、社会インフラ、清潔さ、自然や食材、文化と超一流。
給料も考え、行動すれば上がります。
参考になれば幸いです。
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