こんにちわ!~こなブロ~です。
セブンイレブンは創業48年。創業時よりイノベーションを起こし続け、提供するデイリー商品の味品質を追求し続けてきました。
今では美味しくない商品を探す方が難しいとも言われるくらいマーチャンダイジング力は世界一と私は思っています。
私もセブン本部15年、セブン店経営7年。
セブンイレブン一筋22年になりますが、本日は飲食店の最大のライバルはセブンイレブンである。
これをテーマに書いていこうと思います。
チョット上から目線での内容ですいません。
飲食店経営者の認識があまいセブンの存在
お聞きします!
飲食店の皆さん、あなたのお店のライバルはどこですか?
大半の方は近くの飲食店を上げられるのではないでしょうか?
これが消費者の立場に立って考えると飲食店の最大のライバルはセブンイレブンであるという事です。
この時点で普段からの商圏へのアンテナの張り方、時代の変化、マーケティングと勉強不足ではないでしょうか?
鳥貴族の大倉社長も著書の中で飲食店のライバルはコンビニと言っています。
もうひとつ質問です。
あなたのお店の商品。例えばパスタ、ラーメン、惣菜、スイーツ何でもいいです。
比較してセブンの商品より勝っていると思いますか?
“食べ比べたことが無いのでわからない”
こう答えた人はその意識の低さが業績が伸びない理由ではないでしょうか?
繁盛店で優秀な経営者の方はよくセブンの商品をよく知っています。
そして一番のライバルと認識しておられます。
それくらい実態として
お客さんは飲食店に行くかセブンの商品を買って帰るかを天秤にかけているのです。
これを機にセブンが最大のライバルであると認識を変えた方が良いと思います。
そして己を知り敵を知りましょう。
セブンの強さはビュッフェ提案。商品の幅
セブンの最大の強みは総合力であります。
おにぎり、弁当、サンドイッチにとどまらずパスタ、ラーメン、その他麺類、惣菜、パン、スイーツ、最近では急加速で様々な冷凍食品や酒類も品揃えしています。
いわばワンストップショッピング(1店での買い物)でほぼ欲しいもの全てが揃うのです。
我々セブン側はこれをビュッフェ提案と言っています。
それも各々の品質が専門店クラス、いやそれ以上の商品もあります。
例えば、大手の総合居酒屋があります。全メニューを試食比較した場合、セブンとどちらが美味しいと思いますか?
恐らく目隠し試食でアンケートを取るとセブンが勝ると思います。
ラーメン屋、イタリアン、レストラン、個人カフェ、洋菓子店、弁当屋の専門店でも遜色ない結果になるのではないでしょうか?
味・品質で同じ評価だとすると幅広いメニューが好きなように選択でき、かつ価格設定も低いセブンの優位性が高いのではないでしょうか?
専門店はセブンイレブンに対し、自分たちの強みを見つけ対抗する必要があります。
今後、さらに味・品質が加速するメニュー
直近でのコロナでの在宅でセブンの商品の認知は上がりました。
私の経営するお店では在宅需要、家飲み需要から売上は前年の10%超えで推移しています。
以前利用されていなかったお客さんの利用、定着が目に見えてわかります。
特に今後更に美味しさが加速するであろう商品群を紹介します。
■スイーツ
これは生の果物や名産地食材の使用、一流専門店やインフルエンサーとのタイアップ含め更に品質は向上していくと考えています。
■冷凍食品
セブンの冷凍食品はマイナス22度で管理されており、品質は時間経過でもほぼ劣化しません。
直近は今までになかったアヒージョやピザ、牛カルビなどの焼肉類、冷凍果物まで品揃えの幅を広げています。
売場も昨年より拡大しており、今後更に品揃えが充実していくこと間違いなしです。
■酒類
もうすでにレモンサワーなどのオリジナル商品も発売しており、今後は果肉や果汁率にこだわったり、スコッチや品質の高いハイボールなども出てくる予定です。
ワインは以前から品質も高く、今後も小容量などの品揃えも強化されていくでしょう。
こういった部分から見ても現状では収まらず、イノベーションと大きな投資で更にセブンの商品群は成長を遂げていくのです。
飲食店は現状維持であれば引き離されるという事になります。
対応策が必要です。
セブンに対抗する為に絶対必要なこと
当然、セブンにも弱点があります。
飲食店や専門店はこの弱点をついていく必要があります。
以下のようなことはセブンの対抗策として今から取り組んでいく必要があると思います。
■どうしても追いつけないメニューの強化。
具体的には魚介類、寿司、天ぷら、焼肉、焼き鳥、鍋など。
■食事をする際の空間づくり。
飲食店は独自の空間を作れます。
非日常を楽しめる空間づくりは非常に有効です。
■料理を演出する盛り付け、器。
コンビニのまさに弱点。
盛り付けで見た目も雰囲気も格段に上げります。
商品のトレーなどで食べるより、素敵な器で食べる方が格段に美味しさも引き立ちます。
■やはり接客。
コンビニではできないお客さんとの密なコミュニケーション。
おもてないしの接客。個性ある接客。
一番重要な部分ではないでしょうか?
マスターやスタッフが素敵だから行く。
こういった来店動機をいかに作れるかはほんと大切です。
■独自の広告宣伝。SNSの活用。地域密着など。
以上書いてきましたが、私もセブンイレブンでこれからも高みを目指し挑戦していきます。
飲食店や専門店の方々も良きライバルとしてともに成長できるよう頑張っていきましょう!
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