理念を明確にし、具体的行動に翻訳する。未来の経営者の使命

マネジメント

こんにちわ!~こなブロ~です。

“あなたの働く職場の経営理念を知っていますか?”

大半の人は即答できないのではないでしょうか?

この理念が非常に重要になってきています。

理念が浸透しているかの差=成長・成果の差

最近私が共感した事例を紹介したいと思います。

皆さんご存じのアメリカブロードウェイのミュージカル。

アナと雪の女王、ハリーポッター。

共に超有名ですね。

この2つの評価が大きく開いています。

結果から言うとアナ雪の評価よりハリーポッターの評価の方が格段に高い。

何故なのか?

それは経営理念の差と言われています。

アナ雪のミュージカルでは様々なシーンでプロジェクションマッピングが使われており、名シーンを表現している。

一方、ハリーポッターは魔法を使うシーン等、ほぼ全てを人間の動作で表現している。

これは実は“理念の差”であり、

ハリーポッターのミュージカルにおける理念とは“我々は舞台を作る”という人でしか表現できない事へのこだわりである。

この差がアナ雪とハリーポッターの評価の差となっている。

経営において、この理念が非常に重要になってきているのではないかと私は思います。

飲食業で言えば、大半のお店は美味しく、それほどの味の差はなくなってきている。味の店舗格差は昔より無くなってきている。

ではどこが差となるかというとこの“理念の差”である。

そもそも理念とは何か

答えを言うと“その会社、そのお店の向かうべき方向性”である。

その向かうべき方向性=ビジョンという理念を真剣に考え、掲げている会社やお店はどれくらいあるだろう?

私の経営しているセブンイレブンでは理念を定めています。※セブンイレブンのチェーン全体の理念でなく私のお店の理念です

紹介させて頂くと

“セブンイレブンの価値の提供と自己の成長”

これを理念として掲げています。

ここで最も大切な事は経営者はこの理念を具体的行動に翻訳する事でないかと思います。

そう経営者は向かうべき方向性=ビジョンという理念を明確にし、その理念に対し働くスタッフへ具体的行動の翻訳をしなければならないのです

ハリーポッターのミュージカルの例で言うと“我々は舞台を作る”という理念があり、その理念を働くスタッフへ理解してもらい、具体的行動に翻訳する。

舞台を作るという理念があるから、全ての表現を人の手で実現させる。

どうすれば自分たちの力で最高の表現ができるか考え、試行錯誤する。

その過程を経てできたものに観客は大きく感動するのである。

当然、プロジェクションマッピングという現代の技術に頼ってしまった作品との感動の差は計り知れない。

これからの時代、生き残るためには何をすべきか?

こういった課題が業態を問わず、突き付けられている今。

理念というものにもう一度向き合い、具体的行為に翻訳していく事が経営者にとって重要な使命ではないかと思う

私のお店では理念に対する、具体的行動の翻訳を試行錯誤してやっている最中です。

更により良いものが生まれてくる事に期待する今日この頃です。

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