正しい責任の取り方とは。政治家の引責辞任は意味がない

経営・マネジメント

こんにちわ!~こなブロ~です。

オリンピック組織委員会会長の森喜朗氏が女性蔑視発言で引責辞任。

政治家の引責辞任はほんと多いですね。辞めれば責任をとった事になる。正直、経済的に余裕がある人の引責辞任なんて何の意味もないと思います。

金もあるし、辞めてこれからは悠々自適に生活しよ~。少しのバッシング期間、温泉でも行って隠れておけばいいのだから舐めたもんです。

責任の取り方もわかってない日本の政治家はホント底レベルです。

本日は責任の正しい取り方について書いていこうと思います。

“責任とれるか?”“俺が責任を持つので、おもいっきりやりなさい!”なんて言われる事もあると思います。

正しく理解されていない方も多いと思いますのでご参考になれば幸いです。

責任には3種類ある

まず、責任て何だろう?

責任とは与えられた役割を果たす事です。

責任にはこの3つがあります。

①遂行責任⇒やり遂げる

②説明責任⇒相手を納得させる

③賠償責任⇒何かを差し出す。

結論から言うと責任を取るとはこの3つの責任を順序に沿って実行し、役割を果たす事です

例えば、上司が部下に“俺が全て責任を持つので、この仕事をやってみなさい!”と言うとします。

結果、部下がその仕事をやり遂げれない場合。上司はどう責任を取るべきなのでしょう。

3つの責任の順序に沿って役割を果たす。

これで考えると

①遂行責任。⇒一緒になってやり遂げる。

②それでもやり遂げれない場合。上層部に説明し納得してもらう。

③説明が不十分であれば、別の方法で結果を出す。リカバリーする

これが正しい責任の取り方と言えます。

よくあるのが、謝って終わり。これでは役割を果たせてるとは言えません

政治家が問題を起こして、いきなり辞任するというのは

①遂行責任も果たせていない

②説明責任もあいまい

③自身の役職を差し出しているだけ

ほんと無責任極まりないと言っていいと思います。

マネジメントする側の人は責任を常に問われると思いますが、挑戦できる人にはどんどん仕事を任せて、結果が出なければ3つの責任を順序通りに実行し、役割を果たせばいいのです。

あいまいな責任の取り方はチーム、個人にとっても組織にとっても有益ではないと思います。

正しい責任の取り方を理解し、より精度の高い仕事になればと思います。ご参考になれば幸いです。

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