数字に強い経営者になる為の4つの習慣とは

ビジネススキル

こんにちは〜こなブロ〜です。

数字は苦手だなあ。

学生時代から数学も苦手だったし・・

経営に携わる人は数字に強くなければならない。

これも事実。

安心して下さい。

経営者として数字に強くなることと数学ができることは全く別です。

結論から言うと

経営者として数字に強くなる為には

普段から数字を意識する習慣をつけること

これだけで数字に強い経営者になれます。

具体的に4つの習慣としてポイントを説明していきます。

常識的な数字を把握する習慣をつける

常識的な数字を理解していないといわゆる「基準」ができません。

最低限、経営者として常識と言える数字は把握する必要があります。

例えば、日本、先進国の人口やGDP、日経平均株価、東京都、大阪府の人口、飲食業の粗利率、製造業の粗利率、小売り業の粗利率、1坪何㎡など常識的な数字は「自分の考える際の基準」として覚えておく必要があります。

ちなみに日本人の平均年収(男女平均)を知っていますか?

433万円です。※令和2年度

これもビジネスを進めていく上で必要な基準です。

常識的な数字の理解を深めていく方法で

私のおすすめの方法はその都度、スマホのメモ機能にメモをしていくことです。

メモを追加する際に以前につけたメモをフィードバックする事で自然と知識として定着できます。

メモの量が増えてくると「自分の基準となる知識」が増えていき、楽しくなってきます。

実に簡単な習慣から身に付けることができます。

数字で考える習慣をつける

普段の日常生活で数字で考える習慣をつけるだけで相当なスキルアップにつながります

何事も数字で考えてみる

例えば、

YouTubeで8万回再生の動画を観た時には1再生0.1円の広告収入だとすると8000円の収益となる。

トップユーチューバーなら単価が2円で8万回再生で16万円の収益となる。

簡単な計算です。

ラーメン屋にラーメンを食べに行った場合でも、席数、客単価、回転率、家賃、人件費、予想利益など頭の中でざっと計算してみる習慣をつける。

当然、自分なりの計算なので間違っている事もあるかもしれませんが、あくまで数字を考える習慣化が目的です。

間違っていても問題ありません。

初めの方は疲れるかもしれませんが、習慣化してくるとさらっと計算できるようになります。

日常生活から数字で考えてみることは数字に強くなる為の非常に大切な習慣です。

数字で表現する習慣をつける

経営に携わる方なら必ず、自分のビジネスの予算を立て検証する

予算は手書きでもいいし、エクセルベースでもアプリを活用する。

何でもいいです。

数字で表現する習慣をつけるのに最も適しているのが自分のビジネスの予算をつけることです。そして検証すること。

自分のビジネスの損益分岐点を知り、原価、粗利、経費、利益の目標設定をする。

当たり前の事ですが数字で表現する習慣をつけるには気持ちの入る自分のビジネスの予算を立てることが最も良い習慣と思います。

損益分岐点を考えるのはどのビジネスでも同様ですので以下の計算式を理解し、日常で利用する店舗などでも計算してみて習慣をつける事もおすすめです。

損益分岐点となる売上=固定費÷粗利率

※人件費60万、その他経費30万、粗利率60%の場合

(60万+30万)÷60%=150万の売上が損益分岐点となる。

出したい利益を算出する場合は

出したい利益=(固定費+出したい利益)÷粗利率

50万の利益を出したい場合、上記の条件で

(60万+30万+50万)÷60%=233万円の売上が必要となる

こういった感じで普段から数字で表現する習慣をつけることで確実に数字に強くなります。

3つの目で捉える習慣をつける

経営では3つの目で捉えることが大切と言われます。

鳥の目

虫の目

魚の目

鳥の目のはビジネス全体を見れる目(マクロの目)のことです。

ビジネスの大枠、売上、原価、粗利、経費、利益、資産、負債、自己資本など

虫の目はビジネスの細かい部分を見れる目(ミクロの目)のことです。

売上の中身、原価の内訳、各経費項目、資産・負債・自己資本の内訳と詳細を見れる目です。

魚の目は先を見通す目(先見性・将来性)のことです。

ビジネスの成長や市場予測を見れる目です。

この3つの目でビジネスを見る意識を持てば数字におのずから強くなっていきます

以上数字に強くなる為の4つの習慣について書いてきましたが

数字の苦手意識を持たず、普段から数字を意識して習慣化していけば数字に強い経営者にどんどん成長していきます。

数字は人格、意識すれば必ず変わる。変えられる。そして数字に強くなれる

参考になれば幸いです。

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