PAC交流分析の活用で怖い上司へも萎縮しない自分を構築できる

ビジネススキル

こんにちわ!~こなブロ~です。

上司と部下の関係。

私も社風がトップレベルで厳しい体育会系と言われたセブンイレブンジャパンで15年勤務した過去があります。

15年で8人の上司に携わったのですが、半数以上が「怖い上司」でした。

見た目が怖いという理由だけでなく、仕事に高い基準を持っている。仕事に無駄がない。仕事にスピードを求める。他の社員から怖い人と噂で聞く。

実際はそうでなくでも自分でこの人は「怖い人」と思い込み接してしまう。

結果、委縮して悪循環な関係に陥ってしまう。

皆さんも経験された事はあるのではないでしょうか?

最悪な場合、上司との関係が理由で退職してしまう人もいます。

対応策が学べれば仕事も非常にスムーズに流れます。

本日はこの「怖い上司」への対応について書いていこうと思います。

PACの特性を理解する

PACの特性?

初めて聞く方も多いと思うので簡単に説明します。

Pとは parent⇒親のポジション

Aとは adult⇒大人のポジション

Cとは child⇒子供のポジション

人はこの3つの特性があります。

3つの特性が変化する具体的例を出すと

取引先との商談中はA大人のポジションの上司が、商談が終わった後、部下の商談提案のレベルが低いことにP親のポジションで部下を叱責。叱責中に友人から偶然電話がかかってきて友人との会話ではC子供のポジションになり会話する。

これが人の3つのPAC特性と言います。

同じ人でも場面によって人格特性が変わります。

この人格特性の変化を3つに分類分けし、ポジショニングを最適化する方法をPAC交流分析と言います。

結論から言うと

上司と部下の関係は

A⇔A(大人と大人のポジション)の関係を保つべきで

P⇔C(親と子どものポジション)になると親が子供を𠮟りつける関係性になってしまいます

このP⇔Cのポジションに変化する瞬間が「委縮する瞬間」なのです。

ではどう対応すれば良いのか?

上司が高圧的にP親⇔C子供のポジションを取ろうとしてきた時に、C子供のポジションで受けずにA大人のポジションで返すことです

「すいません」「ごめんさない」「はい・・はい・・」というC子供のポジションに落さずに、意識してA大人で返す。

具体的な返答としては

・今後どうするか、アドバイスを頂けませんか?

・ひとつアイデアがあるのですが、よろしいでしょうか?

・早急にリカバリーしようと思います。期限はいつまでで宜しいでしょうか?

このように大人で返すのです

大人で返し続けると、上司も自然と大人で返してくれるようになります

絶対子供のポジションに落とさず、大人のポジションで対応すること

これこそが怖い上司へ委縮しない最善策と言えます。

しかしながら、「すいません」のオンパレードで子供のポジションに落ちる人が多いのも実態です。

子供に落ちず、大人で返す!

この対応はお客様のクレーム対応も同じで、親のポジションで怒り狂うお客様を子供のポジションで受けてしまうとクレーマーは更に増長します。

大人のポジションで対応することでお客様が冷静になり、問題が解決できることと同じです。

あなたの上司も同じ人の子。

大人で返せるかが大切です

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