こんにちわ!〜こなブロ〜です。
私の経営するセブンイレブンは2014年にオープンし本年まで8年間売上が伸び続けています。※年度別で8年間前年割れ無しはセブンでは非常に稀
どうすれば継続して数字を動かせるのか。
本日は経営者としての数値改善の目標設定の仕方について書いていこうと思います。
結論から言うと
売上2%の改善を目標にすること
これが本日私がお伝えしたい事です
2%と言えど
中・長期で見ると非常に大きい。
セブンイレブンの例をお話しします。
オープンが50万円の売上でスタートした場合
①優秀な経営者で2%増の売上を実現
②怠慢な経営者で2%減の売上
年度別で一方の経営者は2%増の売上を実現、一方の経営者は2%減の売上となった場合、
10年経過で
①60万の売上
②40万の売上
スタートの売上50万と同じでも
10年で20万の売上の差となります。
たかが2%も継続するとこの差になります。
そうなんです。
私の経営するセブンイレブンが8年間売上を伸ばし続けられたのには2%にこだわる。
目標設定のコツが寄与しています。
私は常々2%という数字にこだわっています。
なぜ2%なのか?
理由は経営努力で確実に手が届く目標設定値だからです。
手が届く目標だから具体的行為も明確にでき、継続した取り組みもできるのです。
経営者や店長が数字目標を設定する際には2%にこだわること
多くの人が目標設定を高くしすぎて具体的行為が絵に描いた餅に終わってしまうのです。
思いつく売上改善策を羅列し、
全てをやろうとしてしまう。
すぐに挫折して継続しない。
抽象的な行為を掲げて、結果何もできない。
このパターンに陥っているのではないでしょうか?
一過性でなく継続した成果を得る事こそ本来、企業や店舗が目指すべき形です。
永続こそ企業、店の価値である。
2%という数字改善は現場レベルの小さい事を徹底できれば改善できます。
2%の売上
50万円の売上なら1万円
10万円の売上なら2千円です。
手が届くと思いませんか?
例えば
居酒屋を例にすると単価の高いおすすめ商品を決めて、スタッフとおすすめのセールストークをシフト前に練習し、実践する。
小売業を例にするとお店の清掃の見直したり、買い物しやすい環境に整備する。
スイーツコーナーの品揃えを徹底して見直す。
このレベルで実現可能です。
2%改善なら具体的提案も現場レベルで働く従業員からも出てくるのではないでしょうか。
一方、5%、10%の改善になれば現場レベルでなく、改革が必要となり根本的要因にまで踏み込む必要があります。
2%の改善策も無いのが実態
実際、企業や店舗の売上を確認すると前年比98%前後の結果になっている所が非常に多い状況です。
結果論になりますが、2%の改善が図れていれば前年の売上をクリアできたと言うことになります。
98%前後の売上結果になっている企業、店舗の大半は現場レベルでの売上改善策が共有されておらず、働く従業員も日々漠然と業務にあたっているのが実態ではないでしょうか?
株主の意見を含めた売上予算が必要である企業を除く、特に個人事業主の方は改めて2%の売上改善にこだわり、
2%の改善なら
・具体的に何をすれば良いのかを考え
・働く従業員に目標と行為を共有してみてはいかがでしょうか?
これは経営者だけでなく、経営のアドバイスして成立しているビジネスをしている方も同様です。
手が届く目標、2%の改善なら
行為も具体的に継続性のあるものが立案できるのではないでしょうか?
実行力と継続力を生む、売上改善2%の目標設定。
参考になれば幸いです
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