問題発見力と解決力の理解。5段階の思考プロセスを解説します

ビジネススキル

こんにちわ!~こなブロ~です。

私はセブンイレブンを経営していますが、商売をしていると順風満帆な時期の方が少なく、常に問題・課題と向き合っているのが現実です。

セブンイレブンの例を出すとサービスや品揃え、クリンリネス等の項目で店舗を100点満点で評価する基準表があります。

実際のところ、全国2万店の平均点は40点~50点。

これは50点~60点足りない所があるという事です。

問題が山積しているという事でもあります。

これは会社でも同じで現状が100点という会社はほぼありません。

問題を発見し、優先順位を立てて解決すること

常に経営者やマネジメントする人はこの能力が必要です。

実際、最近ではコンサル業の成長が著しいですね。

コンサル業=問題を発見し、優先順位を付けて解決提案する仕事。

本来はコンサルに頼らず、自ら解決すべきなのです。

本日は

問題発見力と問題解決力を身に付ける5段階の思考プロセスについて書いていこうと思います。

あらゆる仕事に共通する思考ですので是非参考にして頂ければと思います。

問題構造学のフレームを理解する

問題構造学って何?

初めて耳にされる方が大半と思います。

問題構造学とは問題を構造的に理解し、解決するプロセスを学ぶことです。

問題構造学=成果への5段階とも言われます。

結論から言うと

問題発見力と問題解決力は

この5段階で常に問題に向き合うこと

5段階での思考を習慣化することで伸ばせます

まず、初歩的な理解ですが

問題と課題の違いがわかりますか?

まず、この定義を理解する必要があります。

問題とは⇒現状とあるべき姿のギャップ

課題とは⇒問題点の中で優先順位の高いもの

こう定義されます。

それを理解した上で以下の図を参照してください


成果への5段階

①現状把握

②課題抽出

③対策立案

④動機付け

⑤実行検証

この①~⑤の段階を踏み、スパイラルアップさせる能力が問題発見力と問題解決力です

PDCAサイクルなんじゃないの?

そう思われる人は理解してください。

PDCAサイクルとの違いは

Pの前の現状把握での問題点の発見、課題抽出。

Dの後の動機づけがあるのが違いと言えます。

問題発見力と問題解決力はPDCAサイクルより現状把握と動機付けを重要視します。

多くの人が対策を考えること、いわゆるPから始めてしまいます。

それでは対策立案の選択を間違う可能性が高くなります。

対策立案の前が極めて大切!

まず現状を把握し、あるべき姿とのギャップを見つけることが最優先です

このギャップが問題点となります

その問題点で優先順位の高いもの考えます。

これが課題で問題解決のセンターピンになります。

問題点からの課題の抽出は非常に重要で、ここでどうにもならない問題ははじきます。

※例)コロナの影響・立地が悪い等

その課題の対策案を考える。

そして対策案を実行する動機付けを行います。

動機付け=モチベーション

①現状分析~③対策立案までを理解すること

行為に対し、承認すること、評価すること。

そして実行し、検証すること。

この5段階の思考プロセスを理解できたでしょうか?

この5段階の思考プロセスはまずは頭に叩き込む必要があります。

そして何より重要なのは実践を繰り返すこと

実践を繰り返す事が思考の定着とスキルの向上になります

●自分の仕事で考えてみること

まず今の仕事を現状把握してみましょう。

必ず、あるべき姿と現状のギャップが見つかります。

そのギャップの中から優先順位の高い課題を見つけましょう。

そしてその課題への対策立案を書き出してみて

共有すべき人と共有する。

向かうべき方向性が整えば実行する。

行き当たりばったりでは成長しません。

思考プロセスを踏む事です。

そして実践の数こそスキルになります。

参考になれば幸いです。

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