個人飲食店がやるべき顧客管理とは。常連さんになってもらう為には

マネジメント

こんにちわ!~こなブロ~です。

コロナ1年経過で飲食業界も本格的に厳しい状況になってきました。

先日大阪の難波を歩く機会がありましたが、飲食店の半分以上が空きテナントになっている状況。

もう以前のような活気ある街が戻らないかもしれません・・

今後の飲食がどうなっていくのか予測ですが、小型、中型のチェーンが倒産していき、大手チェーンのマーケットシェアが拡大していく

個人の飲食店は本当に実力のある店のみ生き残る

こんな時代になると予測しています。

大手外食チェーンの2020年度売上はこんな感じです。

会社名主なチェーン売上高
ゼンショーHDすき家・なか卯・はま寿司・ココス等630435
すかいらーくHDガスト・バーミヤン・夢庵288434
日本マクドナルドHDマクドナルド288332
コロワイドステーキ宮・暖や・カルビ大将235334
吉野家HD吉野家216201
FOOD&LIFE COMPANIESスシロー204957
ダスキンミスタードーナツ159102
トリドールHD丸亀製麺・とりどーる156478
プレナスほっともっと・やよい軒149572
クリエイトレストランツHDTANTO TANTO・しゃぶ菜139328
くら寿司くら寿司135835
ドトール・日レスHDドトール131193
※売上高 単価:百万円 2020年度

体力のある上記の大手チェーンが今後更にマーケット拡大していく。

そんな中、個人の飲食店はどう対抗すれば良いのでしょうか?

本日は“個人の飲食店が生き残る策”として常連さんの囲い込みについて書いていこうと思います。

結論から言うと個人の飲食店は常連化を図っていかないと生き残れません。

大手にも弱点があります。それはマニュアル化した接客しかできない事です。

個人店は大手ではできない接客をしていく必要があります。

私が個人の飲食店が絶対やるべきと思う事は常連さんノートを作って活用する事で

常連さんを付けるにはこの4点。

①お客さんの顔を覚える

②お客さんの名前を覚える

③お客さんが購入した商品、サービスを覚える

④お客さんの情報を覚える

常連さんノートには①~④の情報を記入し、次回来店時の接客につなげる

皆さんも経験された事があると思います。

1回しか行っていないお店で

〇〇さんお久しぶりです。

子供さん中学生になったみたいですね。

今日は〇〇さんの好きなおすすめの刺身がありますよ。など

お客さんは自分の事を覚えていてくれると特別扱いされていると思い、非常に好感を持って頂けます

また、特別扱いされていると思うと誰かを連れて行きたくなるものです

お客さんを知る。

個人の飲食店の多くはこの当たり前の事ができていないのです。

“私は人の顔や名前を覚えるのが苦手なんです”という人がいますが、それは単なる言い訳です。

プライベートなら別にいいですが、仕事なら覚えなければプロではありません。

私がいつも経営の参考にさせて頂いている飲食の経営者の方がいますが、その方は常連さんノートに自分1人で500名のお客さんの情報をメモし、管理されていると聞きました。

その方はSNSの発信や従業員教育、あらゆる面で経営のプロで店舗の業績も確実に伸ばされています。

一事が万事です。この基本的な事ができないでその他経営に関する努力ができるでしょうか?

この事例は飲食業界に限らず、美容業界、アパレル業界でも同じです。

お客さんの情報を的確に収集し、コミュニケーションを通じサービスにつなげていく

美容業界でサブスプリプション方式を導入し、成功している店舗。

アパレル業界でネットとリアル店舗を融合する形で成功している店舗。

いずれもお客さんを知り、コミュニケーションを通じ商品やサービスにつなげています。

個人の飲食店の経営者の方。

常連さんノートを作るのに経費はほとんどかかりません。

やっていないなら、是非やってみましょう。必ず大手の対抗策になります

ご検討を。そしてご健闘を。

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