アルバイトの教育は高校野球と同じ。強いチームの作り方

個人経営

こんにちわ!~こなブロ~です。

コロナ禍も終盤を迎え、全業態で通常の稼働となりそうな今日この頃。

飲食、サービス業が通常通り稼働し始めれば必ず起こるのが「人手不足」の問題。

私見ですが、人手不足の問題は今後3年が山と考えています。

3年と区切りを付けたのがDX化での省人化です。

DX化は全業態で急速に進んではいますが、完全な省人化の実現には至っていない所が大半。

私の経営するセブンイレブンでも同様です。

10年前と現在で人時生産性は殆ど変化していません。

3年後あたりには無人レジが実現していると思いますが、それまで人手不足の問題がどの店舗でも懸念されます。

これはコンビニに限らず、多くの業態に言えることで、コロナ禍終息からの3年が山です。

本日は個人の店舗経営における

人手不足の中でのチーム作りについて書いていこうと思います。

ビジネスモデルを理解すること

コンビニや飲食など個人店舗の経営者の方が

「人手不足でお店が回らない」

「人件費の継続的な高騰で将来が不安」

「人件費高騰で社員も雇用できない」

こんな意見をよく聞きます。

結論から言うと

個人の店舗経営は

高い賃金を支払い従業員を雇用するビジネスモデルではない

アルバイトスタッフの戦力を最大化することを考える

これが個人の店舗経営者が持つべき考えです。

例えば、コンビニ経営の場合

社員を雇用するビジネスモデルではないという事です

これは大半の個人経営の店舗経営に言えることです。

大半の個人の店舗経営は月給30万円くらいの社員1人雇用するのが限界のビジネスモデルなのです。

私の経営するセブンイレブンでも同じです。

そこを理解せずに

「人手不足でお店が回らない」

「社員も雇用できない」

「店長にボーナスも出せない」

当然なのです。

そういうビジネスモデルでないから。

経営者はここを理解しないといけません。

個人での店舗経営を考える場合、

アルバイトスタッフで強いチームを作ること

これがコンビニや飲食、個人経営の店舗経営の基本です

ここを理解しないと

人手不足の問題もネガティブに考えてしまい

全てを環境や他人のせいにしてしまいます。

そういうビジネスモデルを自分は仕事として選択した

まず、認めることが大切です。

高校野球から学ぶチーム作り

私の経営する店舗も人手は潤沢ではありません。

数年前までは私とは別に店長、副店長を立てて体制面を作る。

こういう考えでした。

しかしながら、継続した人件費の高騰、店長、副店長の社員待遇での人件費の圧迫から、考え方を改めました。

個人の店舗経営はパートアルバイトを中心とするチーム作りが基本。

最もわかりやすい例えが

高校野球のチーム作り」です。

高校野球は毎年3年生が卒業すれば、新しいチーム作りをして甲子園を目指す。

エースで4番のような飛び抜けた選手がいる時もあれば、小粒ながらまとまりのあるチームができる時もある。

毎年毎年アップデートし、その時いるメンバーの個性を引き出し、強いチーム作りを行う

店舗経営も同じと考えます。

経営者はいわば監督です

甲子園を目指せるようなチームがどうすればできるのか?

人材戦略を考えなければなりません。

高校野球でも部員数が20名ほどで甲子園に出てくるチームもあります。

人手不足=外的環境のせいにしない。

パートアルバイトを中心とした

今いるメンバーの個々の能力を引き出し、戦力を最大化する

個人の店舗経営は

・高賃金での雇用はビジネスモデルから不可能。

・人手不足を外的環境や他人のせいにしない。

・高校野球のチーム作りを基本とし、

毎年甲子園を目指せるチーム作りを考える。

ここからが3年が人手不足の正念場。

ポジティブに。

パートアルバイトスタッフの力を最大化し。

乗り切っていきましょう!

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