こんにちわ!~こなブロ~です。
「人材を育成すること」
これは大企業から個人店舗までの課題であるのは間違いありません。
人の育成が必要なことはわかっている。
でも気がつけば自分でやってしまう・・
人をマネジメントする人が最も抱える問題です。
本日は
人に任せたいけど・・
結局自分でやってしまう。
結果、人が育たない。
この悩みと解決方法をテーマに書いていこうと思います。
任せ育てる事は絶対的課題
人の育成は会社の大小問わず、絶対的課題です。
2022年上半期(1月~6月)のデータでは後継者不在による会社の倒産は224件。
前年比で17.8%も増加しており、過去最高数を記録しています。
※東京商工リサーチデータ
自分と同じレベルの仕事のスキルを持つ後継者がいない。
だから事業を存続できない。
では何故後継者が育たないのでしょうか?
理由は
あなたが自分でやってしまうから。
マネジメントする人が自分で主たる業務をやってしまうことで人が育たない。
育てられない。
これは非常に多い理由なのです。
私も15年セブンイレブンの本部で加盟店のオーナーさんへ経営アドバイスをしてきました。
正直9割のオーナーさんは自分で主たる業務を背負ってしまい、人が育たない。
これが現実で、個人経営の店舗に限らず、大手企業も同じです。
実際、グローバル企業では強制的に人を育成する「※サブセッションプラン」を登用している企業もあります。
※サブセッションプランとは 後継者育成プログラム。決められた期間に自分と同じレベルのスキルを持たせるよう部下を育てる仕組みのこと
人が育たない理由を明確に把握しないと改善は図れないのです。
自分でやってしまう人の特徴
人に任せず、自分でやってしまう人は
・任せたいけど自分でやった方が早い
⇒今月の業績を優先してしまう
・完成度を考えて自分でやってしまう
⇒仕事の質を落としたくない
こういった考えが勝ってしまい自分でやってしまうのです。
おっしゃる通りです!
と思われる方が大半と思います。
自分でやってしまう人は決して駄目な人ではありません。
自分でやってしまう人は
「責任感」「優しさ」が他の人より強いのです。
「責任感」「優しさ」は長所でもあります。
この長所を別の方向に向ければ良いのです。
今月思考から見通し思考に変える
ではどうすれば人に任せていけるのか?
ズバリ人に任せれない人は
「今月思考」なのです。
常に仕事に対する向き合い方が
「今月」ありきなのです。
とにかく仕事の成果、仕事の質とも
「今月」ありき。
この「今月思考」を
「将来への見通し思考」に変えるのです。
今月の結果でなく、半年先、1年先、3年先、5年先、10年先。
このように思考を変えれば今やるべき事も変わってきます。
本来、あなたは「責任感」が強く「優しさ」が大きい人です。
思考を変えて、向けるエネルギーの方向を変えるのです。
今月思考の人は一緒に働く人の成長を止める加害者にも成り得ます。
また今月思考で自分で仕事を抱えてしまう人は、いつもカリカリ、イライラしています。
先の見通しが立たないのでカリカリ、イライラするのです。
今月思考のままの自分の10年先。
将来の見通し思考の自分の10年先。
想像してみてください。
どちわの思考に徹すべきかわかるはずです。
「今月思考」から「将来の見通し思考へ」
参考になれば幸いです。
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