こんにちわ!~こなブロ~です。
経営者、管理職の方にお聞きします。
予算は明確になっていますか?
予算管理はできていますか?
結論から言います。
予算が明確になっていないのはビジネスの大小関わらず、経営者、管理職失格です。
結論から言うと、予算無しではPDCAサイクルが回せません。
本日は予算について解説していきたいと思います。
予算とは何か
予算とは具体的目標を数値化したもの。
結論から言うと予算=目標となるので
目標がない集団は機能しないという事です。
経営者=経営を放棄しているという事。
管理職=目標がない集団には必要ありません。
トップダウン型⇒トップが決めて共有する予算。
ボトムアップ型⇒現場で決めてトップに上げる予算。
予算がないのは問題外ですが、トップダウンができないとボトムアップはできない。(トップですら決めれないで、下で働く従業員から上がってくるはずがない)。
理想はボトムアップで出てきた予算をトップが最終決定する形ですが、組織、チームとして高いレベルで機能していないと難しいです。
予算の種類は単純です。
売上、原価、経費、利益予算の4種類。
※厳密には4種から更に細分化されます。
期間での予算設定。1か月、四半期、年度、3年、5年での予算。
単月、短期、中期、長期で予算を作成します。
経営者のビジョンが明確である場合は中長期の予算も作成可能と思います。
予算の作成手順
基本的には過去の実績を元に作成します。
※決算書過去3年~5年をベースに
個人経営している店舗でも同様、過去の実績から作成します。
注意しないといけないのは予算が過去の延長=仕事も過去の延長で良い訳ではない。あくまで働く従業員のモチベーーションを上げて挑戦できるものにしていかなければならない。
予算=目標を達成する意思をその集団が持つことが重要。
このことを経営者、管理職は理解しておかなければなりません。
作成する際は環境変化や直近でのイレギュラーや特段変化する要因があれば考慮し決定
⇒例えばコロナ禍で大幅に売上が前年比50%まで落ちている事を考慮して前年比55%で設定するなど。
原価予算、経費予算、利益予算も同様、過去の実績から引っ張ります。
原価予算も過去の延長という考えでなく、最良の策を打って実現可能な目標額を設定する。
経費も原価同様です。
売上予算、原価予算、経費予算、から利益予算をシュミレートして確定させる。
組織が大きい場合はグループ、各部、各署別で予算を立て、細分化したりします。
個人や中小零細の場合はシンプルに作成してよいと思います。
予算作成は絵にかいた餅にならないように、現実的な目標値であって、働く従業員がそれにより、働くモチベーションが上がるものでなければならない。
形式的に作成し、働く従業員が誰も把握していない。こういった予算は行為につながりません。
予算があれば行為が生まれる
その予算を達成する為には行為が必要となり、これが行為計画になります。
いわゆるPDCAのD実施の部分です。
重要な事は働くスタッフのモチベーションを予算(目標)設定で上げなげればなりません。
その為の予算の共有です。予算の共有ができれば具体的行為を決める。
経営者、管理職の最も重要なポイントはこの目標から行為に至るまでのスタッフのモチベーション、動機付けを最大限バックアップする事です。
損益計算書(PL)は過去。予算は未来
予算に対し、行為を実施した、結果報告が損益計算書(PL)です。
いわゆる経営者の通知票。
損益計算書を検証する事は非常に重要。
しかしながら、売上予算、原価(粗利)予算、経費予算、利益予算がないと検証できません。予算は検証する為に必要なのです。
いわば損益計算書は過去。予算は未来。
未来への計画を立て、行為を実施し、過去を検証し、スパイラルアップさせていく。
PDCAサイクルをスパイラルアップさせていくに未来の予算(目標)は必ず必要なのです。
管理職、マネジメントする人は数値化した目標の予算を把握し、PDCAサイクルをスパイラルアップさせていかなければなりません。
点(予算)⇒線(行為)⇒(検証・修正)⇒円スパイラルアップ。
この流れを作っていく事が仕事の成果につながります。
予算(目標の数値化)がないと全てが機能しない事がご理解できましたでしょうか。
参考になれば幸いです。
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