不器用な人との仕事。容認できる情も必要

マネジメント

こんにちわ!~こなブロ~です。

仕事は生産性が全てだ!

とにかく無駄を省いて生産性を上げる!

こんな事を発信している経営者がいますが果たして“できる奴のみの集団”で良いのでしょうか?

私はそうは思いません。

確かにAI化、DX化が急速に進み、単純作業員や生産性が低い仕事しかできない人は必要ない。

こういった時代背景も理解できます。

しなしながら、生産性だけを求めて成功するのでしょうか?

生産性だけを追求・・

数値結果が全て。プロとしては間違いではないと思います。

しかし、不器用な人がいる事も容認できる人でないと表面的な尊敬になってしまい、何かを起点に一気に人が離れてしまう

そんな危険もはらんでいると私は思います。

実際、生産性だけを求める社風の会社が何かの起点で業績が悪化した。

そうすると今まで賞賛していた周りの人間は手の平を返すようにバッシングを始め、社員達はその会社を颯爽と離れていく。

こういった場面を最近よく目にするように感じます。

皆さんはこの言葉をご存じでしょうか。

正面の理・側面の情・背面の恐怖。

『正面の理』とは、理論的に理解を促すこと
『側面の情』とは、愛情を持って、世話を焼き、情けをかけること
『背面の恐怖』とは、恐怖心を与え、怠けさせないこと

この3つでしか人は動かないというマネジメント知識になります。

私の体験談になりますが、どうしても仕事での役職が上がると側面の情を忘れがちになる。

理論が先走り、生産性、結果のみを求め、恐怖を与え、側面の情を捨ててしまう。

私も同じく、自分で理論を考え、生産性と結果だけを求めている時期がありました。

相当な痛い目を合わないと側面の情の大切さには気付かされないのですが、気づかせてくれる方法が一つあります。

それは“子育て”です

私は現在、1歳、3歳、5歳の子どもが3人います。

子育てをする中で様々な事に気づき、この側面の情の大切さにも気づく。

不器用な人がいる事も認めれるようになる。

子育ては子どもの成人までの成長という壮大なストーリーを描いて実現させる事

生産性が低い事も、一般的には無駄と言われる事も親としてやらなければならない。

子どもは赤ちゃん、幼児の時期は不器用で初めは何もできない。

それでも親は見捨てず、励まし、反復を繰り返し、少しづつ成長へ誘っていく。

そして成人を迎え、壮大なストーリーは完成する。

自分に欠けていた部分。

それは子育てから教えられるピース。

“自分に欠けていたピースがこれだ”

子育てをしながら気づきました。

コロナ禍が長期化し、コロナ感染以上に大多数の人のメンタルがネガティブになっています。

日本の経済も人口の減少やIT産業の世界的な遅れからも衰退の一途をたどる可能性が高い。

今の時代だからこそ不器用な人も認めれる寛容さが必要。

側面の情を大切に仕事に取り組んでみてもいいのではないかと思います

今一緒に仕事してくれている人たちを見渡し、自分の考え方、発信が本当に正しいのか?

改めて考えてみてはいかがでしょうか?

不器用でもハートのある人は、本当の苦境を迎えた時に力を発揮してくれるのではないでしょうか?

頭でっかちな経営者。

あなたに足りないのは子育てのピース。

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