こんにちわ!~こなブロ~です。
本日は
「三方良し」
この考えについて熱く書いていこうと思います。
「三方良し」とは商売において、売り手と買い手にとっての良き事は当然の事、社会に貢献できてこそ良い商売と言えるという考え方です。
売り手、買い手、世間
三方ともに幸せでなければならない。
全ての商いに通ずる極めて重要な思考哲学です。
歴史上に残された言葉は
時には廃れるものもあります。
一方、現世になって改めてその偉大さを再認識される言葉もあります。
コロナ禍を経験し、
皆が口にするようになった
「変化に対応できる者のみ
生き残ることができる」
ダーウィンの言葉。
同様に改めて重要性が再認識されている言葉
それが「三方良し」です。
この言葉は近江商人の言葉です。
近江商人は中世から近代にかけて、現在の滋賀県に本家を置いて他地域へ行商した商人の総称です。※近江商人は大坂商人、伊勢商人と並んで日本三大商人と呼ばれています
「三方良し」の考えは
私見、これから未来の商いにおいて必須の考え方と思っています。
いや、「三方良し」でなければ成立しない。
商いにとって現世から未来に向かう中で必要な思考哲学なのです。
三方良しが未来のスタンダード
三方良しはまさに現世を反映している言葉でもあります。
売り手良しは売る側にとって必要な利益が取れるものでなければならない。
買い手良しはお客様にとって必要で価値あるものでなければならない。
世間良しは世の中に貢献するものでなければならない。
具体的な言葉を用いれば
・良好な経営が継続できる財務体質の実現
・安心安全で悩みを解決できる価値ある商品・サービスの提供
・働く従業員にとって満足する待遇、労働環境、やりがいの提供
・SDGs等、社会が掲げる目標に沿った経営
・ネット社会、SNSにおいて評価される経営指針
三方良しはまさに企業、会社、経営者に突き付けられている明確な課題なのです。
三方良しに挑戦できない事業は全て存続できません。
“うちの会社ではそんな綺麗ごと言ってると回らない”
こいうった意見を言う人がいますが、三方良しに挑戦しないと世の中が許してくれません。
三方良しが未来のスタンダードなのです。
経営者は逆に三方良しにどうすれば成り得るのかを考えれば良いのです。
全ての価値基準。
三方にとってどうなのか?
参考になれば幸いです。
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