こんにちわ!~こなブロ~です。
継続した人手不足で困っている会社、お店も多いのではないでしょうか?
一般企業でも再雇用が見直されており、
2016年で再雇用をしているという企業が67%。
2018年では72%と増加傾向にあります。
※エス・ジャパンデータ
本日はこの再雇用について書いていこういと思います。
直近の求人の数値ですが、2023年3月の有効求人倍率は1.35倍。
直近数ヶ月は変化が無い状況ですが、間違いなくコロナ禍が明ける今年以降、人手不足が再燃し、有効求人倍率は1.6倍を超えてくると読んでいます。
人を雇用する側にとって今後の人手不足の対策は今から手を打っておきたいとこ。
一般企業では出戻り社員とも言いますが、パートアルバイトも同じ、この再雇用が今後のポイントではないかと思っています。
再雇用は活用すべき時代
私の経営するコンビニやその他店舗経営は、例えるなら高校野球のチーム作りと同じと思っています。
毎年3年生が卒業すれば新しいチームで甲子園を目指す。
強いチームができる時もあれば、小粒ながらにまとまりあるチームができる時もある。
その時、その時にチーム作りをしていかなければならない。
ここ数年では部員不足で大会を辞退する高校もあります。
店舗経営も同じ。
そもそもの絶対人数が足りない事態が起こっています。
今後は必ず足りない時代になります。
その為にも一旦退職したスタッフを再雇用することは人手不足の絶対事項ではないでしょうか。
再雇用するメリットも多くあります。
・即戦力で働いてもらえる
・人間性がわかっているので安心
・研修や求人広告いらずで経費削減できる
・人生経験が退職後できたことで以前働いていた時より、本人の成長が見込める
このようなメリットがあります。
逆にデメリットは
・既存従業員の不満が出る可能性
これくらいです。既存従業員への気配りを雇用側が十分に行えば問題ありません。
実際、私の店舗でも再雇用を活用し始めています。
・子どもさんが小さいので環境的な理由から退職された人。
・一時的な収入が必要で退職された人。
・高校生の時に働いていた。現在は大学生など
・フリーターで他の仕事に転職した人。
様々なパターンで再雇用できます。
再雇用を活用しない理由はないと思います。
再雇用できる環境作りが大切
皆さんも経験された事があるのではないでしょうか。
退職が決まってからまわりの対応が冷たくなった・・
そうなんです。
再雇用を活用しようとするならば、退職が決まった人へ以下の対応が必要になります。
・退職を申し出た際に円満で退職できるよう感謝の言葉をかける。
・出戻りできること。いつでも帰っておいでという言葉をかけてあげる事。
・最終出勤日まで温かく接してあげること。
・退職後も連絡がとれる、顔が見れる環境作りを意識して行う。
こういった対応が再雇用を生むのです。
大抵の場合は退職する人が良い印象をもって辞めれていないのが現実ではないでしょうか。
退職時にその職場をネガティブに思う。
これでは再雇用は期待できません。
「いつでも戻れる。実家のような場所」
このような職場の環境作りを普段から心掛ける事が大切です。
こういった環境つくりは働く全従業員へもコミュニケーションが円滑に行える。
プラスになることも多いです。
いわゆるwin-winを生むのです。
本日はパート・アルバイトについて紹介しましたが、一般企業も全く同じと思います。
退職や再雇用=ネガティブではありません。
雇用者、マネジメントする側がまず、ポジティブに受けとめる。
積極的に再雇用を受け入れるべき時代と思います。
再雇用(出戻り)。
今後の雇用戦略に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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