こんにちわ!~こなブロ~です。
店舗経営は多くのスタッフがいて成立します。
複数人が一緒に仕事をすると馬が合わない人もいれば、ちょっとした事で揉め事になったりします。
全員が全員、仲が良いというのは理想ではありますが、現実はそううまくいきません。
基本、揉め事は起きます。
私の経営するセブンイレブンでは大体1店で20名前後のスタッフがいます。
私の経営するセブンイレブンは本部に表彰されており、周りのお店から見ればスタッフが仲の良いお店というイメージがあると思います。
そんなお店でもスタッフのいざこざ、揉め事は起きます。
本日はスタッフの揉め事が起きた時、自分が店長ならどう対処すれば良いのかについて書いて行こうと思います。
これは会社でも同じです。
マネジメントの参考になれば幸いです。
例えば、AさんとBさんが揉めていたとします。
店長としてはAさん、Bさんの両方の意見を聞くことから始めます。
まずAさんに“Bさんと最近上手くいってないみたいだけど大丈夫?”と聞いてみます。
AさんからはBさんへの不満が出てくると思います。
ここはしっかり聞いてあげます。
ここに加えて、
“ちなみにBさんのいいところって強いて言えばどこかな?”
一つで良いので相手のいいところを聞き出してあげるのです。
次にBさんにも同様に“Aさんと最近上手くいってないみたいだけど大丈夫?”と聞いてあげます。
BさんからはAさんからの不満が出てくると思います。
ここもしっかり聞いてあげます。
ここに加えて、
“なるほどね。だけどAさんはBさんのこういう所がいいって言ってたよ。Aさんはあなたのことを認めてるみたいだよ”
“逆にBさんはAさんのいいところってどんなところだと思う?”
こんな感じで逆のいいところを聞き出してあげます。
こういう形でお互いが認め合う接点を作ってあげるのです。
相手に好きと言われれば人間歩み寄れるものです。
そうすることで仲の悪いお互いの距離を近づけさせていきます。
いわば店長やマネージャーは潤滑油の役目になるのです。
元々仲の悪い人が打ち解けると他の人以上に仲良くなる事が多いのも事実。
時には飲み会などコミュニケーションが取りやすい場を設けるなどして更に良好な関係に近づける工夫も大切です。
よく会社ではすぐ人事異動という手段に走る人がいますが、人事異動に頼る癖がつくと問題解決のスキルも身に付きませんし、チーム内でのチームワークも良くなりません。
基本はマネジメントする人が間に入り、潤滑油になって解決することが最良です。
この人間関係の問題は非常に発生頻度も多く、マネジメントする人を悩ませます。
是非参考にしてみて下さい。
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