こんにちわ!~こなブロ~です。
日経平均株価が3万円台超え!
1990年8月2日以来30年ぶり!
出典元:treasure books.com
ニュースを見て、コロナやのになんで今株価が上がってるの?わからん!
本日は疑問“コロナ禍で経済は疲弊しているのに、なぜ株価が高騰するのか?”について書いていこうと思います。
株式投資している方は大体の予測はつくと思いますが、普通はなぜ?と思う方が大半と思います。
私は株式の専門家ではありませんが、素人なりに簡単にまとめて見ましたのでご参考になればと思います。
最低限の知識として知っておきましょう!
経済と株価の変動は別物
失業者数の増加、鉄道・航空会社の大幅赤字、観光・飲食業の廃業などのニュースが多い中、今後の見通しも暗い・・経済が悪いのに株価は上がり続けている。なぜ・・
大前提として実体経済と株価の動きは異なることが多い。
まずここの理解が必要です。
“たとえ足元の景気が悪く、今後の見通しも立たないにしても、株価が底打ちして上昇を始めた場合、その動きに逆らわず、ついていく”
↑これは株式投資の基本的考え方
この投資家の基本的な考え方もあり、現在の日経平均3万まで上昇推移している原因になっている。
そもそも実態経済と株価の動きは連動するとは限らないのです。
政府と日本銀行が作り出したバブル
IT企業の牽引、ワクチンの開発による気運上昇が株価の上昇に影響・・これは間違いです。違う!
結論、政府の追加的※金融緩和により、バブル相場が生じる素地ができている。
これが株価上昇の最たる原因と考えられます。
※金融緩和の具体的政策
①政府が景気を支え、国民の生活を支えるために、補正予算を組み、一時金の支給や休業補償を実施。
②政策金利(ゼロ金利やマイナス金利)でお金を借りやすくする、借入がしやすい条件の設定。
③政府が直接、国債を購入。市場に多くの資金供給を実施。
日銀の場合、国債どころか上場投資信託(ETF・J-REIT)まで購入している。
①~③の政府の政策が素地となってこの株価上昇を生み出しているのです。
コロナ感染者数が増える⇒政府が金融緩和を実施⇒株価上昇
日経平均株価上昇とコロナ感染者数の上昇が相関関係にあるのは上記の要因があるからです。
各企業が対策を考えて、株価が維持、上昇できているのではない。
政府、日銀の政策ありきなんです。
225銘柄の6割の銘柄は下落
日経平均株価を別の切り口で見てみると。
2020年あたまと比較して株価が上昇しているのは225銘柄中、3割強。
6割弱の銘柄はマイナスとなっている。
170%で上昇している銘柄が5銘柄あり。
全体としてはマイナスの銘柄が多い。ほんの一部が大きく牽引している。
つまり日経平均株価上昇といっても全銘柄が上昇しているのでなく6割弱の銘柄は下がっている事を理解しておかなければなりません。
これは日本の企業の成長でなく実態を伴わないバブルであると言えます。
理解しての、今後の予測と対応
日本の経済の底力で、今回の株価の上昇が生み出されているのではない事が理解できたと思います。
借金だらけの政府が、今後も継続した緩和をする、日銀がバズーカを打ち続けないと今後の株価の維持、上昇は見込めません。
実際、日本の経済力が伸びているのでは無い為、今後本格的な経済の疲弊が露呈される事が予測されます。
“何となく景気が良さそうやからいいやん”
“”どうにかなるやろ”では大変な事になりそうです。
国の金融緩和策が切れ始めたタイミングで日経株価も下降に転じるのでは・・
実態経済の疲弊による本格的な厳しさを感じる時期は近いのではと思います。
例えば、今回の金融緩和で2000万円の融資をしてもらった経営者。
もうすぐコロナ禍が抜けて、実態経済と向きあう事になります。
具体的返済計画はできていますか?政府の緩和政策や補償バブルに乗れるのはいつまでかわからない。
自分の身は自分で守る!ワクチン拡大が分岐点になります。
株価の上昇などには期待せず、今一度、自分にとってやるべき事を計画的に進めましょう!
コメント