こんにちわ!~こなブロ~です。
本日はセンターピン思考について書いていこうと思います。
皆さんご存じでしょうか。センターピン思考。
得たい成果に対し
取り組むべきテーマを1本(1つ)に絞り込む。
その1本を倒すと全てが倒れる。
効率的に成果を上げる為に必要な思考です。
1本ずつピンを倒そうとするもぐらたたき的思考と逆になります。
残業を減らし、効率的に働くことが求められる今日。
非常に重要な思考ではないでしょうか?
わかりやすい例で言えば
ダイエットする場合あなたは何をセンターピンに置きますか?
痩せるという成果を得る為には
食べる量、食べる質を変えるか
運動するのどちらかになります。
①食べる量を変えず食べるものの質を変える
②食べるものの質を変えず食べる量を減らす
③筋トレなどで代謝を上げる
④有酸素運動をする
①~④でどこをセンターピンにするか?
自分にとって最も効率的に成果を得れるものはどれか決める。
こういった意思決定がセンターピン思考です。
答えはその人によっても違います。
ダイエットを例にすれば私なら食べる量を変えず食べるものの質を変えるのをセンターピンにします。
そうした方が自分にとってはストレスなく継続でき最も成果を生み出せると思うからです。
この思考は様々な事に代用できます。
例えば飲食店でいうセンターピン思考
もちろん成果は利益
利益を上げる為には売上を上げるかコストをコントロールするかに絞られます。
その中で
売上を上げるには
⇒客数を上げる⇒新規?リピート?回転率?
⇒客単価を上げる
コストをコントロールする
⇒食材原価?人件費?家賃?
どこをセンターピンにするか考える事です。
これもその飲食店の現在の状況で何をセンターピンにするかが変わります。
経営においてはこのセンターピン思考が重要になります。
センターピンを見極めるというのは本質的にものを見極められるかの能力。
逆に言えば、成果が上がっている場合、どの要素がセンターピンとして上手く機能しているのかを理解しておかなければなりません。
また、センターピンの設定を間違うと経営の場合、致命傷に成り得るということです。
例に出せば、大塚家具が大赤字で転落した原因は久美子社長がまず一番に広告宣伝量を減らすことをセンターピンに置いた事だと言われています。
こういった風にセンターピンを間違うと致命傷になりかねないので、間違いに気づいた場合、早期のピンの設定の見直しが必要です。
ここで質問です。
あなたの仕事における現在のセンターピンは何ですか?
意外と即答できない人が多いのではないでしょうか?
人材育成という答えをした人。
そう答える人が一番多いですが、これは間違いです。
人材育成は成果を生み出す為にどの要素でも必要です。
いわばファイナルアンサーです。
以外のセンターピンを考える必要があります。
ちなみに私も
“あなたの経営するお店のセンターピンは何ですか?”
この質問を投げられて少し考えました。
私は現在セブンイレブンを経営していますが、数分考え“商品価値の伝達”であると答えました。
ここ数年のお店の売上利益の成果からも間違いない答えと思っています。
皆さんはどうでしょうか?
現在、あなたは会社、お店、仕事において何をセンターピンにおいて取り組んでいるでしょうか?
一度考えてみると良い仕事の棚卸になりますよ。
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